秋になると田んぼでも畑でも、住宅地でもどこでもトンボがいます。このトンボがどこで生まれているのかなんて、誰も気にしません。夏のありふれた自然現象です。日本でひと夏に生まれる赤とんぼは多めに見積もると、約200億匹だそうです。国民一人一人に分けると、170匹もらえるそうです。この赤とんぼのうち、田んぼで生まれているのは何%かご存知ですか?実に99%だそうです。田んぼがなかったら、赤とんぼの飛ぶ風景は見られないということになります。田んぼの稲3株は茶碗一杯分のごはんになるので、ごはん一杯食べれば稲3株が育つ田んぼが必要になり、そこで赤とんぼが1匹生まれているのです。このつながりが人間と自然の関係なのです。田んぼという自然をを支えるには、百姓だけでなく、ごはんを食べる消費者の皆さんも不可欠なのです。 私が実践している米作りは米増産の技術ではありません。むしろ、減収の技術です。減収の技術によって、米以外の豊かな自然環境を増産することに、力を注いでいます。
ということで、「田んぼの生きもの」ページを新設しました。
田んぼの生きもの → http://e-minori.net/world-ikimono.html
